2004 8/26

Pioneer DVR-S706-Jの分解

純正外付
前々から欲しかったのですが、安くなったので買ってしまいました。

Pioneer DVR-S706-J 燦然と輝くPioneerのロゴ

Pioneerの8倍速DVD±Rドライブの外付け版としてはIOデータやLogitecからも出ていますが、いずれもドライブ本体がOEM版のDVR-107 で、Pioneer純正ドライブDVR-A07-Jを採用している外付けドライブはこのDVR-S706-Jだけです。

ちなみにOEM版と純正版の違いは
・本体上面のハニカム構造(静音に有利なんだと)
・静音モードが使える
・特殊ベゼル

・・・まあ違いこのくらいで、書込み速度、品質、書き込めるメディアの種類なんかは別に変わりません。
あと、しいて言えば
・ささやかな優越感に浸れる
といったところでしょうか。
付属品 ACアダプタの出力は5V、12Vとも1.5A


付属品はACアダプタとUSB2.0ケーブル、IEEE1394ケーブル(6ピン-6ピン、4ピン-6ピン各1本)。 以前IEEE1394ケーブルで泣かされた自分にとっては非常にありがたい内容となっています。
IEEE1394ケーブルで接続してみたところ

ちゃんとDVR-S706という型番で認識されています(その下のDVR-107は別に付いているドライブ)
ただ、nero6で書き込む時になると・・・
DVR-107が2つ

このマシンには上記のとおりもう一台別にOEM版のDVR-107が付いているため、どっちがどっちだか分からなくなります(笑。

このドライブか欲しかった理由
このページの一番初めに「前から欲しかった」とありますが、正確に言えばDVR-S706が欲しかったわけではありません。
・DVR-A07-Jが欲しかった(黒ベゼル)。
・IEEE1394とUSB2.0が両方使える外付けケースが欲しかった。

のです。そしたらたまたまDVR-S706という、一挙両得なドライブがあったので前々から 欲しいなぁ、と思っていたわけです。

よく分からない?・・・ええとつまり
DVR-A07-JはDVR-A07-Jとして
外付けケースは外付けケースとして使いたい。ということ
そうなると待っているのは

分 解

です。

では行ってみよう
と、その前に、分解した結果が果てしなく続く茨の道であり、最終的に悲しい結果に終わろうと当方では関知はせん
といういつも通りの前置きを置いて、じゃ、行ってみよう。

まず後部のねじを外します。 ねじが外れたらカバーをスライドさせて外します。

ちなみにカバーは(正面から見て)上下に分かれていますが、2つ同時には外れないので片方ずつスライドさせて外します。

プラ製のガワを外したところ サイドにあるねじを外します

ねじが外れたら、ドライブのコネクタ部を覆っているカバーを外します。

コレもスライドさせて外します 電源とATAPIケーブルを抜きます

そしたら後はドライブをケース前面から引き抜けば終了

取り出し完了

せっかくなので、変換基板がどんなものか見てみました。
チップに何か貼ってあります 剥がしたところ


最初、チップにまず貼る一番みたいなものが貼ってあったのではがして見ました。
AgereのFW802Bというものと、PL3507というものがありました。
FW802BってのはIEEE1394のチップみたいなんですが、PL3507ってのが良く分かりません(使われているケースなんかは多そうですが)。
とりあえずUSB2.0はこのPL3507で動かしてるんでしょうか?難しいことは全然ワカラナ〜イ

(追記)↑なんかえらい勘違いしていたようですが、IEEE1394、USB2.0ともPL3507で動かしているようです。FW802BってのはIEEE1394aのPHYってことで・・・
また一つおりこうさんになりました。

で、2人(2個?)は別々の道を・・・
とりあえず取り出したDVR-A07-Jは内蔵用としてマシンに突っ込まれることとなりました。
で、外付けケースには・・・LiteonのLDW-411Sを入れてみました。 するとこんな感じに

nero6とデバイスマネージャを同時に表示させたところ(411SはIEEE1394接続)


Nero6ではしっかりLDW-411Sと認識されますが、
デバイスマネージャーではLDW-411Sが入っているにもかかわらず「PIONEER CORPORAITIN〜」と表示されています(笑
どうやら前の相方のことが忘れられないようです

再び出会える日は・・・来るのか?
関連ページ
DVR-S706-Jのケース(USB2.0)の相性検証
DVR-S706-Jのケース(IEEE1394)の相性検証
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