2004 9/8

DECA MSIG525の組立

・やたらに安くて弾数が多い
今(2004 9/8現在)、もっとも安く、そしてもっとも売られている数が多いUSB2.0接続アルミ筐体5インチ外付けケースDECA MSIG525の組立。

まず製品の概要としては、 初めはDOS/Vパラダイスやじゃんぱらなどでのみで売られてました。(当時としては)やたらと安い価格設定、そしてアダプテック の製品と見まがうばかりのパッケージデザイン、「毎回毎回こんな怪しいものをいったいどこから仕入れてくるんだろう?」と サードウェーブ系の仕入れ担当の奥深さを感慨深く思った・・・りはしませんが、そしたら次第に扱う店舗も増え始めandここ最近になって パッケージデザインの一新され現在に至る、というもの。今日店に見に行ったらこれでもか!!というくらい在庫がありました。
売れないからたくさん在庫がある・・・訳ではないらしく、かなりの数が売れているみたいです。

まあ、安い製品を数多く売る、という薄利多売のお手本みたいな製品ですが、いかんせんこの価格設定、そして超大量生産 とくると品質に問題がありそうな気もしますが、ここでは製品の性能には触れず、純粋に組立て手順を追うだけとします。

・製品内容

内容物

・本体
・ACアダプタ
・電源ケーブル
・USB2.0ケーブル(A-Bタイプ1本)
・ドライバCD(Windows98用)
・ネジ
・プラスドライバー
・取扱説明書(HDDのフォーマットの仕方とか

基本的な付属品のほかに、なんとプラスドライバーが1本入ってます。しかも磁化されているのでネジが落ちることがなく便利です。
つまりは、ドライバーを持っていない初心者の方(?)にも組立てられるような配慮がなされているのでしょうか?
安物だからとなめてかかってすいませんでした。その心意気や、たいした物です。

が、

プラスドライバーを入れる配慮はたいしたものなんですが、もっとも大事なものが抜けてないでしょうか?

ええ、ないんです組立て説明書が
入っているのはHDDのフォーマット手順が書いてある紙一枚だけ。
というか、なぜ5インチケースにHDDのフォーマット手順の紙が入ってるのか?が大きな疑問です(確かにHDDも付けられますが)。

やはり怪しいぞこの製品・・・

たまたま私の買ったのにだけ入ってなかったのかどうなのか?わざわざそれだけのためにもう1つ買って検証する気もありませんし、まあ、説明書なんぞなくとも何とかなるでしょうから、とっとと組み立ててしまいましょう。
1.まず前後面部を外します。
何も止まってないので簡単に取れます。

2.次にケース上部をスライドさせて外します。


3.変換チップはGL811E


4.次にドライブを差し込んで
本体にネジ止めします。

5.次にさっき外したケース上部を
スライドさせてはめます。

6.そしたら
ケース後面上部左右2箇所をネジ止め

7.最後に、
最初に外した前後面部をネジ止め
8.で、完成〜

組立て自体は難しくないものの、やはりネジ止めの工程が多くて何度もドライブを入れ替える人にとっては ちょっと面倒かもしれません(そんな人はあまりいないと思いますが)。

しかし、いざ組み上げてみるとアルミ筐体andそれなりの重量感とが相成りまして、見た目はとても激安ケースとは思えない出来栄えです。

・おまけ

ACアダプタ。
12V2.5Aとかなり強力。

PC用の電源ケーブルがそのまま使えます。
(製品には当然電源ケーブルは付属しています)

ケース付属の4cmファン
ACアダプタは12V 2.5Aとこの値段にしてはかなり強力な物がついてますが・・・手放しで喜んでいいんでしょうか?なんかやけに軽いし
ファンの音はやはり高音が目立ちますが、そんなにうるさくはありません(静音廃人の人は別)。 変換基板の冷却のためにも、あまり止めないほうがよさそうです。

・その他
関連ページ DECA MSIG525の検証

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