2002 9/5

AC電源不要?DCレギュレータ

唐突ですが、とある中古屋でこんなもんが売ってました。



OLYMPUS TURBO WHITE・・・の筐体 \381
販促用のモック(特にOLIMPUS)なんかはたま〜に見かけますけど、MOドライブだけ抜き取られた筐体ってのはあんまり見かけません。
しかもAC電源とドライブ本体以外はねじ一本に至るまでちゃんと付属・・・なんかキットみたい。

ざっと全体を見渡してみる

ところどころににキズが・・・

おそらく、ねじを外さずに筐体をこじ開けようとしたんでしょうね。
まあ、前の持ち主がどういう経緯でドライブだけ抜き取ったのかは知りませんが、 筐体を捨てずにわざわざコレだけ売り飛ばしに来たんだとしたら相当根性があるというか、律儀というか、リサイクル意識が高いというか・・・

で、せっかくだからMOドライブを入れて使おう、ということに決定。入れるのは使い道がなくて余ってたOLYMPUSのMOS331E
フロントベゼルを外して、結線して、ねじ止めして・・・と、メーカーが同じなので何の苦労もなく終了。ただ、IDを設定するジャンパピンが 刺さらなかったのでSCSIIDは0で固定になっちゃったけど。


完成
電源はAC5Vです。

んで、電源は5VのAC電源を使ってとりますが、今回引き出しの中からこんなものが出てきたんで使ってみることにしました。

「こんなもの」
AINEXという所が出してるDC-12R。簡単に言うと、パソコンの内蔵電源(DC12V)から3V、4.5V、5V、6V、7.5V、9V、12Vの電圧を生成して出力し、 AC電源を使う外部接続機器(各種ドライブ、スピーカーなど)を動かしちゃいましょう、AC電源が不要になるので コンセントの穴を無駄遣いしなくて済みますよ、というもの。

出力電圧及び極性はジャンパピンで設定します。


ジャンパピンの設定は基板上にも書いてありますが、一応紙っぺら一枚の取扱説明書も入ってました
ということで早速実験開始。5Vに設定して接続・・・あれ、動かん。通電はしているようだが、メディアが回転しない。
電圧不足かなと思い6Vに設定すると・・・動いた。

SCSI接続のMOの欠点として、うっかり電源を入れ忘れ、後から電源を入れるとパソコンを再起動しないと認識してくれませんでしたが、 コレは当然パソコンの電源を連動してるので、MO本体の電源を入れとけば電源の入れ忘れ、また消し忘れなんかが無くなります。結構便利なものかもしれません。






これは結構使えるかも・・・さて片付けるか・・・とここでとんでもないことに気づきました






熱い・・・熱いんです・・・繰り返します熱いんです・・・熱い〜!!

ええ、レギュレータが熱いんです。それもハンパじゃなく
未曾有の熱さです。超高校級の熱さです。この上にヤカン乗っけとけばお湯が沸くんじゃないかといわんばかりに熱いんです。


・・・温度測ってみるか。

とりあえず温度計をつけてスイッチオン。最初は室温程度で28℃。数秒して42℃、さらに数秒で50℃・・・上がり方がすごいです。

んで、どうなったかといえば・・・

93℃・・・

93℃・・・しかもコレで終わりではありません。実はこの後さらに温度が上がり温度計の表示が「HHH」に。つまり測定不能です。
ホントにお湯沸かせるぞコレ
とりあえずこのままじゃ怖くて使えませんね。何とかしないと・・・と今回はここまで
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