2004 10/15

IOデータ DVR-iUN16Wの分解
※16倍速焼きの検証とかはコチラ

さて分解すっか・・・の前に下準備
IOデータ DVR-iUN16Wの分解をしてみました。
ちなみに同型ケースを使用しているIODATA DVD SERIESのケースも恐らくは同じ方法で分解できると思います。

※毎度おなじみちり紙交換・・・ではないですが、この方法で分解すると恐らく保証が効かなくなります。
また、ケースの破損等を引き起こす可能性が多々あります。
分解は自己の責任において行いましょう。
どのような結末が待っていようとも当方では感知いたしません。
では健闘を祈る(笑


まず、IOデータの挑戦者のサイトにSOTO-DVR5UEという外付けケースの紹介ページがあります。
このケースはこれらの外付けケースと全く同じ形のものなので一通り目を通しておいたほうがいいかもしれません。
(ちなみにそのSOTO-DVR5UEの組立て説明書↓
http://supertank.iodata.jp/products/sotodvr5ue/dvr5ue_tori.pdf
印刷しとくといいかもしれません)

なんか「難易度 フツー」とか言ってニコニコしている輩が一人おりますが、それはあくまで組み立てるときの話。 分解はちょっとめんどくさそうなことになりそうです。
てか、説明書に「分解できません」と堂々と書いてあるし。

用意するもの

・プラスドライバー




こんなもの


100円ショップなんかで売ってる壁につけるフック、見たいなものです。
初めは1.のような状態なのでフックの部分を倒して2.のような状態にします。
といいますか、そのものずばりコレを使う必要はありません。後の分解方法を見て適当に代用できそうなものを探してください。

では参ります

1.まず裏面のゴム足を外します。 2.後面のネジを外します。
この辺は何も問題ないと思います。ゴム足は指でスライドさせれば簡単に取れます。


で、いきなり最難関が待っています。ケースのトップカバー外しです。
逆の言い方をすると、ここを乗り切ってしまうと後は楽ちんです。

3.ケース側面。
このように細長い穴がたくさんありますね。


この穴の前から4番目と後ろから4番目のところに上下のカバーを止めている爪があります。 (間近で見ると分かると思いますが)。
この爪を外さないとケースは分解できません。が、穴が細いために精密ドライバーでもよほど細いものでない限り入りません。
で、上に出てきた「こんなもの」の出番となります。

「こんなもの」をまず正面から見て右側面の前から4番目の穴に差し込みます。

4.「こんなもの」を差し込んで
矢印のように力を加えます
5.外れたところ。
少し隙間が広がっているのが分かりますか?


画像では分かりにくいのですが、まず「こんなもの」を結構強めに差し込みます。そして押し込んだままケースの上蓋を持ち上げるように 上に向けて力を加えます。
ちなみにこの「細い穴」は下側のケースと一体ですので、「こんなもの」を押し込まずに持ち上げても外れません。
ポイントは「あせらずゆっくりやる」ことです。特に初回はなかなか外れません。かといって焦りますと滑ってケースに傷をつけたり (プラ製だからよくえぐれます(笑)、最悪ツメを折ってしまうことにもなりかねません。ゆっくりやりましょう。

6.右側面後部も同じように外します。


右側面は案外簡単に外せます。で次に左側面、やり方は右側面と全く同じなのですが、こっちがなかなか外れませんでした(特に後部)。
後部が外せない場合は・・・まず前部を気合で外しまして

7.前面から少しづつ広げるように
物を差し込んでやるとうまくいきます。




8.ツメを外したら慎重にトップカバーを外して 9.で、めでたく外れたところ


ここでも焦らずゆっくり外しましょう。コレさえ外してしまえば後はそんなに難しくないです。
あとはちゃっちゃと分解しちゃいましょう。

10.邪魔になるので
黒いテープは剥がしておきます。
11.後ろの金属製のカバーは
下に押し下げて広げると外れます。


LEDの線は外してもいいのですが、無理に外さなくとも分解できます。ただ、線がドライブにテープで貼ってありますので コレは剥がしておきましょう。
金属製のカバーは下に押し下げると「カチッ」といって外れます。手を切らないように。

12.左右2箇所のネジを外します。 13.んで、ケーブ類を慎重に外して。




14.分解完了


最初はとっつきにくいかも知れませんが、一度慣れると次からは簡単に分解できるようになります。
ちなみに分解して組み立て方が分からなくなっても大丈夫。だって組立て説明書があるんだから(笑

んで、恒例のATAPI-USB2.0の変換チップ、ですが

変換基板全景 チップは「優」でした。


16倍速が出る外付けドライブですので変換チップは気になっていたところなのですが、
物はWorkbitのUSAT-3でした。


終わりに
この分解方法が最良、てわけでもないですが、とりあえず一例ということで何かの役に立てば幸いです。
ちなみに本体には傷はつきませんがツメに傷がつくので、知っている人から見ると分解したことがバレバレにになります(笑

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