2002 3/27

Advantech PCA-6151,6154

大幅パワーアップ?
今回は、PCA-6154Lをいじくって見ました。
というのは、PCA-6154Lのデータシートや、同じようにコレを弄繰り回してる識者の方の情報によると 6154LはどうやらK6-2 400MHzまで乗るらしい?とのことです。
というわけで実際換装可能か実験してみました。


K6-2 400MHz Vcore:2.2V
本来このK6-2 400MHz、FSB100MHz*4倍の400MHzで動くものですが、PCA-6154LではFSBは66、75MHzの種類、倍率は 1.5〜3.5(0.5倍刻み)しか設定できません。
じゃあ、どうすんねん?という話になりますが、K6-2 400MHzの仕様で倍率を2倍に設定すると、CPUの方で勝手に6倍と認識してくれます。
ちなみにK6-2 300MHzの物についても、CPU表面の左下に「26351」とかかれている新コアのものはこの6倍設定が 使える、とのこと(400MHzのものに関しては最初から「26351」とかかれている・・・らしい・・・)。
つまり、66MHz*6倍→400MHzで動く→幸せになれる、ということなんですね。

じゃあ、とりあえずいま乗ってるPentium166MHzを外しましょう・・・・外れん
マイナスドライバーをCPUとヒートシンクの間に差込み、てこの原理でちょっとずつ上げてゆく・・・外れた。
ちょっと外すのに苦労しましたが、コレで換装完了です。
さて、換装したあとは倍率やコア電圧を変えてやらなければいけません。
裏面にジャンパの設定の例が載ってるので、それを参考にして設定を行います。
ココでは、コア電圧2.2V(JP3 3-4のみクローズ)、倍率2倍(JP2 1-2のみクローズ)、system clock66MHz(JP9 オープン) とします。
換装完了。
裏面に乗ってる設定のしかた
JP2とJP3の設定はこんな感じ

じゃ、実際に動かして見ましょう
では、早速動くかどうか試してみましょう。
ちなみにBIOSはA 1.21(買ってきた状態そのまんま)です。


実験風景
ちなみにCPUファンはceleron700MHzのリテールクーラーをただ乗っけただけ

起動するかどうかだけ確認したかったので、CPUクーラーは乗っけただけ。ファンもまわしてません(笑)。
動くかな・・・どきどき
スイッチオン!

ピッ

きたぁ〜


BIOSの画面。ちゃんとK6-2 400MHzと認識されてます。

ちなみに、ちゃっかりメモリを64MBに増設してあります。

とりあえずは起動成功。ちょっとウレシイ。
まだ、ココまでしか確認してませんが、K6-2 400MHzが乗るとなると用途の幅がぐ〜んと広がります。
pentium166MHzじゃできなかった、あんなことや、こんなことが・・・ムフフ(誰だオマエ・・)
ううむ、PCA-6154L恐るべし・・・

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