2007 6/9
|
・作ります、けどその前に・・・ ・じゃ、作りますね。その1.ACアダプタと基板を固定するために
4980円で売られていた比較的安価なACアダプタ電源+基板です。出力は80W。 コネクタはATX20ピン*1、12V(いわゆる田んぼコネクタ)*1、HDD用4ピン*1、FDD用4ピン*1とシンプルな構成です。 バルク、という事でメーカーは不明ですがおそらくNoahというMini-ITXのケースについていた電源だと思われます。 で、当然ですが、このままではケースに取り付けられないので何とかします。 まあ、どんなやり方でもいいのですが・・・今回はこうしてみました。
こんな感じで足を付けます。 少し補足すると、まずコードを収納するアレ(?)には最初から両面テープがついているものもありますので、この方法でやるのならばそちらのほうが便利です。 また、後で出てきますが、今回はケースの底面に固定するのでコレで十分ですが、側面や天板(つまり基板が上下逆向き)に取り付けるときは、もっと強力な両面テープを使うか、ネジ止めなど他の手段を考えたほうがいいと思います。 電源基板が落下したらシャレになんないですから。 ・その2.チョイトラブル ちょっと分かりづらいですが、 ACアダプタ側(右側):内径2.1mm 外径5.5mm 基板側(左側):内径2.5mm 外径5.5mm となっているわけです。なるほど、そう来たか・・・さすが安物バルク電源。というか、これ初期不良扱いじゃね?と思うかもしれませんが、この電源を買ったのはだいぶ前、初期不良交換期間なんぞとっくに過ぎてます 買ったらとっとと動作確認すればよかったのにねと今更言っても後のカーニバルですので、自分で何とかするしかありません。 といっても、たいしたことではなく・・・
・その3.後は・・・普通です
このケース、電源が特殊形状でなためか、980円でも電源無しではあまり売れている様子はありませんでしたが、 今回は電源なんぞ要らないのでコレで十分です。というよりまさに大ヒットです。 今日日電源いらないっていってもおいそれと燃えないごみで捨てらんないですからね。こないだ市役所に聞いてみたら産業廃棄物として処理してくださいとかいわれましたし。 まあ、産廃かどうかなんてことはどうでもいいんでさっさと進みましょう。 ACアダプタ化してファン増やしてんじゃ本末転倒じゃないの・・・?とか思うかもしれないですが、あんま気にしないでください。 一応5V化して静かにしてますんで・・・ ここまで来たら、後は普通に組み立てるだけです。 簡単なマシンの構成としましては CPU:Intel CoreDuo T2500 マザーボード:GIGABYTE GA-8I945GMMFY-RH メモリ:PC5300(DDR2 667) 1GB*2 HDD:東芝の2.5インチ SATA 80GB となっております。やっぱAC80W程度だとCoreDuoマシンあたりになりますね。 あと補足として、2.5インチHDDはScytheのQUIET DRIVE2.5に入れてます。 またCPUクーラーはGA-8I945GMMFY-RHに付属してたものがどっかいってしまって探すのめんどいんで Aopen i975Xa-YDGに付属していたCoreDuo用のもの使用。ファンはXinruilianの7cmファンに交換してあります。 マシンの組み立てとしては特筆する事は何もないのですが、電源接続部は特に何も加工することなくケース外に出てますんで 宙ぶらりん状態です。何とかしたほうがいい気もしますがめんどいのでそのままです。 さて、動くかどうかテストです。起動させて、数分ほったらかしてBONIC起動させてCPU使用率100%にして・・・特に問題はありませんでした。 CPU温度が95℃だったこと以外は CPUクーラーを取り外してみると、コアに塗ったグリスがCPUクーラーに全くついてない・・・つまりは全くコアに触れてない状態で起動してたんですね。・・・よく燃えなかったな。昔のAthlonだったら即死でした(笑) よって、CoreDuoはCPUクーラー無しでも起動できる!!Q.E.D. ・・・なんてことを言ってる場合じゃありません。何とかしなければ。 GA-8I945GMMFY-RHに付属してたCPUクーラーを探せばいいのですが、さっきから申し上げているとおり探すのがめんどいので他の方法を考えましょう。 というわけで、 本来はPnetiumM/CoreDuo使用時にSocket478用クーラーを載せるときに使う銅板を挟んでみました。 ただi975Xa-YDG付属のクーラーにはスポンジがついてますのでこのままでは使えません。とってしまいましょう。 丁寧にはがしていって、跡が残ったらシンナーか何かで擦ってやれば綺麗に落ちます。
間に板を挟んだ分、圧が上がって取り付けるの大変かな?と思ってたんですが、すんなり取り付けられました。 i975Xa-YDGのクーラーもCoreDuo用だから大丈夫だべ、と安易に付けたらこのザマです。何事にも注意が必要ですね。 ・で、完成です 途中いろいろ寄り道もありましだが完成。 CoreDuo機と言うことでファンレスには出来ませんでしたが、ファンの回転数を絞っているため音は全く気になりません。まあ、私の主観ですが。 ちなみに写真でVT-123が2つ映ってますが、下は何も入ってません。安かったんで2つ買ってしまいました(笑 完成したからにはBONIC専用機として24時間フル稼働してもらうつもりですので今度トラブルが起きないことを祈りつつ見守って行きたいと思います。 ・おまけ1 ・おまけ2 なに、コレ?というか、もう見たまんまです。 実は、ACアダプタ自体も結構発熱します。上の画像のようにスチール棚に乗っているなど、アダプタ本体がどこかに触れていればそんなにでもないのですが、どこにも触れていない、例えば宙ぶらりんのような状態だとかなりやばげな感じに発熱しますのでご注意を。 で、上の画像は何かというと、アダプタ本体に熱伝導シールでヒートシンクをくっつけたもの。はっきりいって効果があるのかどうかは分かりませんが、一応気休めという事で。 ちなみに左側のヒートシンクはAlpha PAL-8045です。かつてSocketA用のクーラーとして大活躍し、我が家にも5〜6個あったのですが、このご時勢、SocketAのCPUを使う機会もなく何個かは既に処分してしまったのですが、たまたま近くに残っていたヤツがあったので付けてみました。 まさかこんな使い方されるとは夢にも思っていなかったでしょう(笑 |