2005 3/12

Panasonic LF-P767C

・ポータブルでマルチなのです
ポータブルDVDマルチドライブ Panasonic LF-P767Cです。


Panasonic LF-P767C

ポータブルでありながら、DVD±R 8倍速、DVD-RAM 3倍速、そしてDVD+R DLにも書き込める(2.4倍速)とそこそこの性能を持ち USBによるパスパワー駆動も可能。
実売価格約3万円とちょっとお値段が張ってしまうのが難点ですが、バスパワー駆動が出来るDVDマルチドライブは 非常に種類が少ないので地味に売れ続けているようです。
まあ、ぼちぼち売れている割にはWeb上で個人的なレビュー、というか情報があまりないのは、このドライブを買うような人たちはその機能を必要としているから買う、 つまり、必要だから買うわけで趣味や道楽で買うような輩は少ないからだと思われます。趣味や道楽なら同じ金額で 普通の5インチサイズのDVDドライブが3台も買えてしまえるわけですし。

じゃあ、お前は何のためにこのドライブを買ったのかって?

購入動機
1.PanasonicのLet's note CF-T1を持っているんでそれ用として・・・10%
2.なんだか突然欲しくなってしまったから・・・90%

ということで。

・プラス思考
※ 以後しばらく全くP767Cとは関係ない話が延々と続きますので
そんな下らん話に付き合ってられっか!!という人は飛ばしてください


欲しくなってしまった、要するに衝動買いに近いものがありますが、今回は3万円もする品物、ちょっと衝動買いするには価格が高いです。 ということでよく考え直して・・・じゃなく、思考をこらして3万円を捻出する口実を考えましょう。ちなみに、 購入を見送るという選択肢はすでにありません。ご了承下さい。

3万円で何が出来るでしょうか?

とりあえず吉野家に行ったとします。豚丼並盛が320円ですね。1日3回食べたとしても1ヶ月食べ続けることが出来ます。
350mlのジュースが250本買えます。ということは87.5リットル飲める、ということです。飲む、というか浴びることが出来ます。
というか、プリンがバケツで食べられますし、ヤクルトがジョッキで飲めますし、ビックリマンチョコだって箱買い出来ますし、 回転寿司の金の皿だっていくらでも食えますし・・・

どうも食べ物ネタ(しかも庶民的な)を持ってくるとスゴイのかスゴクないのか何がなんだかわけわかめになってしまうので 対象物を変えましょう。

えっと、まずPS2が買えますね。
というか、おつりでメモリーカードとソフトが買えますね。
PSPも買えますね。
250GBくらいのHDDなら2つ買えますね。
スキー旅行にも行けますね。
毎日自宅から駅までタクシーで20日以上往復出来ますね(初乗りでいける距離なので)。
そこそこのデジカメが買えますね。
そこそこの時計が買えますね。
服も買えますね。
靴も買えますね。

こう考えると3万円でいろいろしたり買ったり出来ますね。なんか勿体無い気もします。
・・・というか、もったいない、と思ってはいけないんです。なんとか
「3万円くらいたいした事ねぇや。アハハハハハハハハ」というちょっとやばい考えにならないと。

発想を変えましょう

原油価格高等の折、ガソリンはリッター110円ほどになってます。
3万円で約272リットル。うちの車がリッター7キロほど走りますので、272リットルですと約1900キロ走ることが出来ます。
つまり何がいいたいかといいますと、車で1900キロ走る変わりに歩いて移動すればその分ガソリンが節約できるわけで、それ即ち3万円の節約・・・
って、1900キロも歩けるかっての!!干物になります。
寒い一人突っ込みは置いといて、また別のパターンを。

麻雀をしましょう。1-1-3でやったとすれば・・・トップ7回で約3万円に・・・って私の雀力ではかなり厳しいかと、

というか
麻雀賭博って違法ですから。

残念。じゃあ合法的なものでパチスロにしましょう。
等価交換なら1枚20円ですから、3万円ということは1500枚。北斗の拳なら約11連、吉宗ならBIG2回強で達成・・・
簡単、というわけではないですが1900キロ歩くとかいう絶対不可能的なものではなく、別段珍しくもなんともないところまで 話を持ってくることが出来ました。
もう少しがんばって考えてみましょう。

スロットというのは1000円が3分でなくなるというある意味末恐ろしい遊戯なわけですが、単純に考えれば90分で3万円がなくなる、ということになります。 ということは・・・90分スロットを打たなければそれは3万円の節約になる、ということになります。

今「えっ?」と思ったあなた、あなたの疑問は決して間違ってはいません。しかしこの場でその疑問を投げかける行為は固く禁止されています。 決まっているのだから仕方ありません。

つまり
次回スロットを打ちに行くとき45分の食事休憩を2回取れば3万円の節約になる、何だすごい簡単なことじゃない。

今「えええ〜?」と思ったあなた、あなたの疑問は(略。しかしこの場で(略。

ちゃんらら〜ら〜ららららん

購入 確定!!

タン
タン
タン

てれれれーれれれれれれれーれれれー

767Cげ〜っとぉ

・・・えースロット打たない人にとっては何がなんだか分からないかもしれませんが、 要するに3万円を捻出する方法が見つかった、ということです。
しかも、超常識外というかどこをどうやって考えてもお前その考え間違ってるんちゃうんか!!的の 破綻しまくり無理やりこじつけ論という手法ですが。

いいんです。どうだって。
だって実際既に買ってしまってるわけですし。

・仕様とか

型番 Panasonic LF-P767C
 
ACアダプタ使用時
バスパワー動作時
DVD-RAM書込み
3x
2x
DVD-R書込み
8x
2x
DVD+R書込み
8x
2.4x
DVD+R DL書込み
2.4x
2.4x
DVD-RW書込み
4x
2x
DVD+RW書込み
4x
2.4x
CD-R書込み
24x
4x
CD-RW書込み
10x
4x
DVD-RAM読込み
3x
2x
DVD読込み
8x(±R)、4x(±RW、+R DL)
4x
CD-ROM読込み
24x
12x
CD-RW読込み
20x
12x
バッファ
2MB
消費電力
ACアダプタ使用時
14W
バスパワー駆動時
5W
重量
約315g

と、まあこんなもんらしいです。
USBバスパワー駆動時にはかなり速度が落ちてしまいます。ただ、DVD-R 2倍速というのは仕方ないと思うのですがCD-R 4倍速というのはちょっと遅すぎのような・・・コンボタイプのKXL-CB45ANは バスパワー駆動時でも24倍速で書込みができるのに・・・。

ちなみにFirm1.01からDVD+R DLのROM化に対応、とのこと。

・付属品とか


何はともあれ本体、とUSBケーブル

USBコンバインケーブル

ACアダプタ

容量は6V 1.5A

USBコンバインケーブルは、USBコネクタ1つでは十分な電力が得られないとき、もう1つのコネクタを電源専用として使うもの。
ACアダプタはタバコの箱よりも小さく、そんなに重くもないので持ち歩いてもそれ程苦にはならないでしょう。
ちなみにACアダプタのコンセント側の電源コードにはめがねケーブルを使います(当然付属)。

・USBバスパワー動作とか
さて、このドライブはUSBのバスパワーで動作する、ということなのですが、とりあえずどんなUSBコネクタでも良い、というわけではないようです。
USBバスパワー駆動時の最大消費電力は5W。USBの供給電圧は5Vですから電流は1Aも必要になるということですね。 ところがどっこい、一般的にはUSBの供給電流は500mAですので、よほどマージンがとられている設計でないと動かん、ということにもなりかねません。
というわけで、付属のCD-ROM内にバスパワー診断ツール、というものが入ってます。要するにバスパワー動作が可能かどうか調べるソフトです。
1.まずCD-ROMを767Cに入れ、ACアダプタをつけて767Cをパソコンにつなげる。
2.手順に従い操作を行い、ACアダプタを抜く。

すると、USBバスパワーが可能な場合は


不可能な場合は


と表示されます。
んで、そこらへんにあるパソコンに繋いで動作状況を見てみました。

機種・マザーボード箇所USBケーブルのみ診断結果USBコンバインケーブル診断結果備考
ABIT KV8 pro
背面
問題なし
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-----
 
内部ピン(ケース前面)
問題なし
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USB2.0カード(PCI)
動作せず
問題あり
動作せず
問題あり
 
GIGABYTE GA-8IG1000Pro
背面
問題なし
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内部ピン(ケース前面)
問題なし
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ECS KV1 Deluxe
背面
問題なし
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内部ピン(ケース前面)
動作不安定
問題あり
問題なし
 
Panasonic Let's note CF-T1
本体
問題なし
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名もなきUSB2.0PCカード
動作せず
問題あり
動作せず
問題あり
 

えっと、マザーボードに繋がっているUSBコネクタはOK。PCIやPCカードで増設されたものはNGという結果になりました。
ってもいかんせん調べた種類が少ないため何とも言えませんけど。
ちなみにPCカードタイプの物には電力を供給するためのACアダプタのコネクタがありますが、今回はそれを使ってません。 ので、動かないのは当然かもしれませんが・・・。

基本的にはソフトの判定どおりの結果になっているようです。

が、

よく考えてみると、購入前に使えるかどうかの判定をするためにweb上からダウンロードできるならともかく、 製品と一緒に付属してくるってのはどうかと思うんですがね・・・
だって、ソフトを使わなくても実際挿してみれば動くかどうか分かるじゃない・・・という考えは浅はかなのかもしれませんが。

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